青い春

原作を読まないでの感想です。

青い春というタイトルと全然裏腹に全く青春のきらきらは感じませんでした。

ミーハーな私は瑛太(当時EITA)や新井浩文等の俳優目当てと、最近知った松本大洋の原作ということで興味を持って観ました。

出演陣に関して言うと、まずは松田龍平の美少年さに驚きました。今でも独特の雰囲気を醸し出している松田龍平さんですが、本作ではとっても綺麗な顔立ちが目立ちました。
他にも先程述べたように瑛太新井浩文塚本高史忍成修吾高岡蒼甫又吉直樹佐久間一行などの今思うと面白いキャストです。2001年だからこそだなぁと感じました。

本編序盤でミッシェルガンエレファントの曲がかかりながら屋上を歩く皆がスローで映るシーンは、プロモーションビデオのようでした。現代のクローズかなって思ったんですが、観終わると全然違いますね。ヤンキー、仲間、ぶつかり合い、って感じではなかったです。確かに不良の話ですが、そんなように括られるようなシンプルな人たちではないと感じました。仲間のようでどこか皆が個人主義的で、全く別物の道のそれ方というか。
あと、皆が心の底から笑ってるシーンとかなかったように思えます。なぜか終始ずっと寂しさを感じました。この感じは、個人的に松本大洋感なのかなって、すっごく浅はかな知識しかない私なりに思いました。

原作を知っている方の方が、まだ内容が深く掴めるのではないでしょうか。
私には少し難しかったです。
でも、全体を通して若者の青い部分の儚さや辛さ、痛みが切なく表れていて、青い春だな、って思いました。