ALWAYS 続・三丁目の夕日

二作目でも感動は廃れませんでした。むしろ増加してます。

 

りかちゃんが六ちゃんのつくってくれたおにぎりを食べるシーンは泣きました。あんな小さい頃に親と離れて生活ってものすごく辛いですよね。あの時代って、人の子を預かるようなことって結構あったのでしょうか。ご近所づきあいってやつが濃く根付いていたのでしょうか。淳之介くんを茶川さんの執筆中に預かる場面もそうですが、なんか、りかちゃんははとこにしても、今ではあまり考えられないなってふと思いました。みんな家族みたいですね。

 

前作でせっかく仲良くなった茶川家ですが、本当の淳之介の父親が現れます。この父親、何度も連れ出そうと心無いことしますけど、結局猶予くれまくりますよね。結果として結構聞き分けいいです。

 

そして今作も茶川さんいいとこ取りでした。ひろみさんを小説の力で連れ戻すくだりほんとに大好きです。その時ゴールデン座の嫌味ったらしかった先輩がひろみさんが買うのを躊躇した茶川さんの小説を渡してくれますよね。最後には改心するたけおといい、この映画には悪い人がいないですねほんと。新幹線でひろみが小説を読むシーンで茶川さんの音読がかぶさりますが、とても良い声ですよね。感動がとまりません。

 

また本作では同窓会や過去の恋人との再会のシーンが印象的でした。社長さんが旧友と飲んでるシーン、酔っ払って目覚めて一人だったと気づく場面はなんとも言えませんでした。幸せに生きて良いんだ、生きてくれって彼からのメッセージが伝わります。お母さんの恋人との再会も素敵で切なかったです。もしも戦争がなかったらって。もしもって、ほんとに不毛です。それでも前に進む登場人物が愛しくなりました。

 

 

 

ALWAYS 三丁目の夕日

まず音楽が良いです。

あの曲が流れただけで泣いちゃいそうです。

 

そして、青森弁の堀北真希が可愛すぎます。当たり前ですが演技が上手ですね…。一平君も六ちゃんも鈴木オート社長も茶川さんもひろみさんも淳之介君も、この作品の登場人物大好きです。

 

テレビが鈴木オートにやってくる場面。

あれはテレビでもCMでも大学の授業でも観ました。

印象的ですよね。テレビを観ているみんなのアクションが大きくて臨場感があります。本当にプロレス会場にいるように観戦しているシーンが一瞬ありますが、本当に当時はそのような感覚だったんでしょうね。きっとものすごく不思議で感動的だったんだろうと想像できます。このシーンで思わず無表情で寝ながらDVDを見ている自分を客観視しました。なんてつまらないんだって感じです。電車でもスマホいじって、家でもテレビずっと見て、当たり前がちょっと悲しくなりました。

 

私が好きなシーンは茶川さんがクリスマスプレゼントを淳之介のために用意するシーンです。サンタを信じない淳之介にサンタの存在を夢みさせてあげるために先生にも協力してもらって、淳之介が無邪気に喜ぶシーンはとっても心が温まりました。淳之介のストーリーをぱくったときはおいぃってなりましたけど、淳之介が良い子すぎて感極まります。

 

そして1番大好きで涙が止まらなかったシーンは茶川さんがひろみさんに指輪をプレゼントする場面です。箱パカッからのひろみさんの「つけて」からの「綺麗」はもう、、もう、、、。左手をかざして薬指を見つめるシーンは感動以外の何物でもありませんでした。この二人大好きです。

 

個人的には、酔っ払うと先生が奥さんや娘さんを思い出してしまう場面も印象的です。

きっと戦後のあの頃、先生のような人がたくさん痛んだと思いました。

 

ろくちゃんが里帰りをするまでも、母は強しって改めて思いました。

ほんとに、心が温まる良い映画ですね。

 

青い春

原作を読まないでの感想です。

青い春というタイトルと全然裏腹に全く青春のきらきらは感じませんでした。

ミーハーな私は瑛太(当時EITA)や新井浩文等の俳優目当てと、最近知った松本大洋の原作ということで興味を持って観ました。

出演陣に関して言うと、まずは松田龍平の美少年さに驚きました。今でも独特の雰囲気を醸し出している松田龍平さんですが、本作ではとっても綺麗な顔立ちが目立ちました。
他にも先程述べたように瑛太新井浩文塚本高史忍成修吾高岡蒼甫又吉直樹佐久間一行などの今思うと面白いキャストです。2001年だからこそだなぁと感じました。

本編序盤でミッシェルガンエレファントの曲がかかりながら屋上を歩く皆がスローで映るシーンは、プロモーションビデオのようでした。現代のクローズかなって思ったんですが、観終わると全然違いますね。ヤンキー、仲間、ぶつかり合い、って感じではなかったです。確かに不良の話ですが、そんなように括られるようなシンプルな人たちではないと感じました。仲間のようでどこか皆が個人主義的で、全く別物の道のそれ方というか。
あと、皆が心の底から笑ってるシーンとかなかったように思えます。なぜか終始ずっと寂しさを感じました。この感じは、個人的に松本大洋感なのかなって、すっごく浅はかな知識しかない私なりに思いました。

原作を知っている方の方が、まだ内容が深く掴めるのではないでしょうか。
私には少し難しかったです。
でも、全体を通して若者の青い部分の儚さや辛さ、痛みが切なく表れていて、青い春だな、って思いました。